2009年7月27日月曜日

1人1㎡の避難面積を体験して見えたもの































警大跡地訴訟第1回報告会で、1人1㎡を体験する参加者のみなさん(2009年7月23日 中野サンプラザで)

中野サンプラザや中野区役所、そして警大跡地を含めた中野区役所一帯で地震火災などから避難するための避難場所として、1人当り約1㎡を確保している、と中野区は説明しています。でも、東京都23区の避難面積の平均は1人3.4㎡。三分の一の広さもありません。1人1㎡で、安全に避難できるのでしょうか?


 ということで、7月23日(木)、中野サンプラザで開催した、警大跡地行政訴訟の第1回報告会では、この1人1㎡を参加者のみなさんと体験してみました。
 現在、私たちは二つの裁判をしていますが、その一つである、避難場所の中核となる公園の面積削減の違法性を訴える争点とも関連しています。
 幅1m、長さ3mのマットに1mごとに線を引いたものを2枚用意。これで6人分の避難面積の出来上がり。参加者のみなさんのご協力をいただいて、マットの上に乗ってもらいました。
 上の写真は各々のスペースに座ったところ。座った男性からは早速「これじゃあ、荷物は小さめのリュック一つしか置けないな」という声があがりました。写真ではそれなりに隣の人との距離があるように見えますが、荷物を置いたり足を伸ばしたりするのはかなりきつそうです。避難スペースに寝てみたら、下の写真のようになりました。寝返りや、通路として人が歩く余裕はありません。季節が冬だった場合、着ているものによっては隣人と触れ合うくらいの距離になりそうです。
 体験者や見ていた参加者から「これは狭い」「寝るのは無理」「ストレスが溜まりそう」などの感想が聞かれました。
 実際に災害が起きた場合、時間帯や日によっては想定人数以上の人たちが避難するケースもあります。万が一の場合に備えた十分な広さの避難場所や安全性の確保は、基礎自治体である中野区の重要な責任です。
 これから新たに作ろうという公園を、なぜ中野区は小さくしてしまったのか。裁判でその本当の理由を明らかにしていけるよう、みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。

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