2009年12月10日木曜日

TBS「噂の! 東京マガジン」、中野区を取材























去る12月9日、TBS「噂の! 東京マガジン」が中野区など東京都内の「都市計画マスタープラン」の現状と問題点の取材で、警大跡地を取材しました。

私たち、警大跡地市民フォーラムも積極的に取材に協力しました。

さて、TBS「噂の! 東京マガジン」は、毎週、日曜日午後1時から放送されています。

司会は、森本毅郎・小島奈津子、中野区の取材は、清水國明さんでした。

清水國明さんは、福井県出身の国際A級ロードレースライダー・タレント・歌手・作家・冒険家で、アウトドア愛好者として有名。

現在、セカンドライフとして、河口湖で自然暮らしを実践中です。

今回の中野区などの取材は、12月20日(日)午後1時から放映されます。

みなさん、どうぞご覧ください。

これまでのTBS「噂の! 東京マガジン」の「噂の現場」報道内容

2009年12月6日放送 神様を見おろしてイイの? 神社の境内に高層マンション

2009年11月29日放送 ゴミ施設で争い18年 今も続く住民の健康被害(杉並区)

009年11月22日放送 年が越せない! 急増する住宅ローン破綻

2009年11月15日放送 お宅は大丈夫!? 相次ぐ破裂事故!こんな消火器が危ない!

2009年11月8日放送 玉川上水の危機 緑と車の共存はなるのか!?

2009年11月1日放送 運転やめる? やめない? 高齢ドライバー それぞれの事情

2009年10月25日放送 墓地の真ん中に道路計画(千葉県佐倉市)

2009年10月18日放送 急増! 都市型難民 低所得者高齢化の悲鳴(群馬県渋川市)

2009年10月11日放送 第3セクター破産! 公募の社長と市の深い溝(千葉県白井市)

2009年12月6日日曜日

裁判関係の書庫を公開しました

みなさま

警大跡地市民フォーラムは、東京都中野区の警察大学校跡地の開発問題を考える市民の集まりです。

すでにブログを開設して7ヵ月になり、東京都と中野区を被告にした裁判も、東京地方裁判所で進行中です。

このたび、裁判等に関連した資料を公開するためのブログ「警大跡地市民フォーラム書庫」を開設しました。

ブログ右上の「ブログ アーカイブ」が索引になっており、訴状や準備書面などをご覧いただけます。

多くのみなさまの、ご理解とご協力をお願いいたします。

2009年12月6日

警大跡地市民フォーラム

2009年11月29日日曜日

第2回口頭弁論終了















傍聴した方が描いてくれた法廷スケッチ 原告団のプレゼンの様子です
















弁護士会館で行われた報告集会
裁判のあとは毎回、弁護団から裁判の説明を受け、出席者の方との質疑応答、意見交換などをしています


 11月27日(金)、防災公園の面積縮小は違法だと中野区を訴えている裁判の第2回口頭弁論がありました。

 延びていた原告団のスライドプレゼンテーションも無事できました。上の絵は、傍聴していた方が法廷での様子をスケッチしてくれたものです。裁判所のプロジェクターに原告団のパソコンをつなぎ、原告席後ろの壁をスクリーンにして、操作者と説明者の2名でプレゼンを行いました。法廷内の撮影は禁止されているので、このような形でみなさまにご報告できるのはとても嬉しいですね。昨日はちょっとドキドキしながら、こんな風にプレゼンしました。


 プレゼンの後、裁判官から中野区に対して、来年1月22日までに以下の点について補足するよう指示がありました。

○避難場所の指定について法律、条例上の根拠となるもの。
○一般的な避難場所指定の意味(避難場所指定の効果)と、中野区役所一帯における避難場所指定の意味。
○地区計画変更の過程で避難場所はどのように考慮されたのか。
○避難有効面積を民有地を含め3.5ヘクタール確保するといっているが、確保の考え方が抽象的である。現在民有地のどの部分を確保しているのか、確保できていない場合今後どのような措置の計画があるのか。
○事実関係を法律的にストーリーとしてまとめたもの。

 この中には、これまで住民が中野区に対して説明を求めてきたもののきちんとし た回答を得られていないものもあります。中野区は本来ならば法廷でなく、住民説明会などで説明責任を果たすべきだったと思います。

報告集会出席者の方のご意見・ご感想

 裁判終了後、隣の弁護士会館に移動して報告集会を行いました。
 弁護団からは、「中野区からの書面は訴訟要件についてのみで、1人1㎡の避難 面積が確保できないのではないかについての反論がでていない。本案に対しての質問、資料要求はうやむやにされないよう繰り返し要望していく」という方針が述べられました。

出席者の方々からご意見や感想をいただきましたのでご紹介します。

●警大跡地の訴訟では、映像による説明が不可欠だと思いました。
●避難有効面積が民有地を含めて3.5ヘクタールになるというのは初めて聞いた。
 なぜ今までこのことを明らかにしなかったのか、本当に3.5ヘクタールなのか を 裁判で明らかにしてほしい。
●広い防災公園になることを望んでいます。
●中野区に対して出来るだけ早く審理に協力するよう要求すべきではないだろう か。
●傍聴席が満員でよかった。
●プレゼンテーション、内容がよくまとまっていてわかりやすかったです。
 この中味について被告側とやりとりができたらよかったけど、報告集会でそれが出来ない理由がわかりました。

※原告団のプレゼンは、中野区で地震災害時は火災の危険度が高いこと、危険度の高い場所を横切って避難場所に行かなければならない地域があること、1人1㎡の避難面積が現実味のない数字であることなどを実際に検証したりして、スライドにまとめたものです。(警大跡地市民フォーラム注)


次回裁判の日程は次のとおりです。

2010年2月5日(金)10:15~  東京地裁522号法廷

ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

2009年11月18日水曜日

11月27日(金)、第2回口頭弁論            原告団、映像でプレゼン



警察大学校等跡地にできる防災公園の面積が4ヘクタールから1.5ヘクタールに縮小されたのは違法だとして中野区を訴えている裁判の第2回口頭弁論が、11月27日に行われます。

ここで一つご報告があります。

9月4日の第1回口頭弁論のお知らせで、原告団が意見陳述と映像によるプレゼンをしますとご案内しましたが、前回は手続き上の理由から意見陳述だけになり、スライド上映は延期になりました。

そのため27日に、今度こそ本当にプレゼンを行います。

計画通りに開発が進んでも避難場所は安全なのか、中野区が主張する1人1㎡の避難面積は果たして妥当なのかなどについて検証したものです。

みなさま、どうか傍聴をお願いします。


■第2回口頭弁論■

2009年11月27日(金)10:15~
東京地裁522号法廷

2009年11月17日火曜日

警大跡地は裁判中




2009年10月18日日曜日

「だから、私たちは裁判することにした」 第1回口頭弁論で意見陳述





















今回の意見陳述とともに、警大跡地の貴重な木々の写真を数枚のパネルにまとめて、裁判官と傍聴者の方々に見ていただきました

 2009年10月16日、中野・警察大学校等跡地(JR「中野」駅そば)の開発計画の取消しを求めている裁判の第1回口頭弁論で、原告住民が意見陳述しました。

 次回口頭弁論は来年2010年1月22日(金)に開かれます。

意見陳述書

2009.10.16

 私たちは「中野4丁目地区地区計画」内の警察大学跡地に隣接した住民です。

 この警大跡地には戦前は陸軍、戦後は警察関連の施設があり、緑ゆたかな広い空間は周辺の空気を浄化し、気温を調整し、周辺住宅地の環境保全に大きく貢献していました。春は桜、夏は緑の涼風を、秋はモミジやイチョウが目を楽しませ、冬は雪景色も美しい樹林が沢山ありました。子供の頃は警察大学校の庭やグランドで自然に遊ぶこともできました。私たちは、この原っぱで花をつみ、虫をつかまえて育ちました。1000本を超える樹木、昆虫、鳥なども数多く生息し、都会では珍しい貴重な生態系の宝庫で、鳥の声、せみしぐれに目が覚める恵まれた環境でした。

 警察関連の施設は、2001年に首都機能の一極集中を解消するために移転しました。同年、跡地利用を検討してきた東京都、中野区、杉並区の三者は「移転跡地土地利用転換計画案」に合意しました。この計画案は4haの防災公園と、周辺環境へ配慮した緩衝地帯をもつ清掃関連施設用地2haを合わせると実質的には合計6haの公園緑地となり広域避難場所の核にするという内容でした。

 ところが、2004年に田中大輔・現中野区長が発表した計画に私たち住民はびっくり仰天しました。住民の安全とやすらぎのための公園とは180度違う、周辺住宅地の環境を破壊するとんでもない、まちづくり計画でした。

 以前の計画のゴミ処理施設は廃止になりました。しかし、公園は否定されたわけではありません。いざというときには私たちの命を守ってくれる広域避難場所の中心として期待していました。もっと広い公園になるとばかり思っていた警大跡地がいつの間にか高層ビルが何棟も建つ六本木ヒルズのような開発計画になっていたのです。


 中野区の市民グループが公園にしてほしいという署名を集め始めました。私も早速、中野区議会に生まれてはじめて陳情をだしました。高円寺北一丁目の約300世帯にアンケートをお願いしました。138軒の回答の約90%が「1)公園にしてほしい 2)樹木を残してほしい 3)高層ビルの建設や民間開発には反対」という結果でした。中野区が開催した説明会では2001年の三者合意の計画にある4haの公園が「中野駅周辺まちづくり計画」では1.5haになったのは納得できないという声がゴウゴウと上がりました。

 私たち、中野区と杉並区の住民は、中野区議会始まって以来、前代未聞の130もの陳情と1万4000筆の署名を提出し、パブリックコメントも387通、この他要望、質問、交渉などは数知れず、中野区に訴えつづけました。また、東京都、財務省、国交省、杉並区にも何度も足を運び、都議会、国会議員にも話しを聞いていただきました。


 しかしながら行政は形式だけの説明会、パブリックコメント等の手続きを次々と進め住民の要望、意見を全く反映せず、強引に都市計画決定をしました

 公園から高層ビル街へと変わる重大な変更を、中野区は広報に載せただけで済ませ、積極的にPRしなかったため、住民もほとんどが知りませんでした。例えば、中野区の当初の説明では、公園と一体化するはずだった中央中学校の校庭の南側には公務員宿舎の高層ビルが入り公園と分断されることになりました。同校の校歌の一節に、


「富士を見晴らす 西空映えて

語る夢も 友情燃えて
中野中央 この庭高く 明日待つ光」

とあります。

 しかし、現在の開発計画が進行すると「富士」は見えず、「この庭」も周囲の巨大ビルに見下ろされ、生徒の「友情」もかすんでしまいかねません。住民不在のまま、計画が区主導で変更されたことに私たちは不信感を持たざるを得ません。


 2007年に跡地の売却処分が決まった時、開発条件として公にされた「中野駅周辺まちづくりガイドライン2007」のなかには周辺の住民に配慮した内容がいくつかありました。樹木をなるべく多く保存する。公園と開発業者のオープンスペースは一体化する。建物の高さは杉並側に向けて階段状に低くする。隣接低層住宅地との間に緩衝地帯を設けることなどです。周辺の住環境の悪化を憂慮した杉並区が、2004年に中野区に出した6項目の要求に基づいた内容が反映したものです。しかし、これらの約束は、2009年の都市計画変更により、ほとんどが反故にされ容積率もアップされました。

 私たちは特に、文章と図面によってはっきりとガイドラインに明記された緩衝地帯が無くなっていることなどを不服として、この地区計画に対して訴えを起こしました。


 東京都は都市計画の決定権者として、中野区が中心となってこれまで進めてきた当計画について、その妥当性について精査しチェックする監督義務がありました。その義務を十全に果たさず、私たち住民の願いを顧みることなく地区計画の変更を行った東京都を私たちは許すことができません。


 このまま計画が進めば、私たち周辺住民が長年、親しんできた警大跡地のほとんどがコンクリートに覆われてしまいます。地域住民のため子孫のために再び守りたい。地球温暖化や都市の荒廃を招く経済優先の乱開発はもうやめてほしいと心から願っています。


 以上で私の陳述を終わります。


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2009年10月13日火曜日

10月16日、もう一つの裁判が始まる

ブログ右上の「裁判日程」のご案内、みなさまお気づきでしょうか?

中野・警察大学校等跡地(以下警大跡地)の行政訴訟は、中野区と東京都を相手取り、中野区と杉並区の住民が現在、2つの裁判をしています。

チラシにある通り、中央部に出来る防災公園の面積を4haから1.5haに縮小したことは違法だとして中野区を、警大跡地の開発は周辺環境を悪化させる計画だとして東京都を訴えています。

住民としては裁判を2つ抱えたかったわけではありませんが、誰(どこ)を訴えるのか、何(争点)を訴えるのかが同じでないと裁判所が判断したため、結果として2つの裁判が進行しています。

警大跡地を含む約18haの開発は、住民から見れば同じ地区内の開発であり、避難場所の観点からも、計画による環境への影響からも、防災公園とその他の地区で分けられるものではないように思います。

でも、「トシケイカク」では、防災公園の都市計画決定権者は中野区で、その他の部分は東京都に区別されるなどの理由から、私たちは2つの裁判を闘っています。

みなさま、2つ目の東京都に対する裁判が、10月16日金曜日に始まります。
第1回目の今回は、意見陳述で、長年警大跡地のそばに暮らしてきた住民が、警大跡地がどんなところなのかという場所への思いと、計画がいかにして進められたか、また、計画によって何が失われるのかなどを裁判官に訴えます。

どうか傍聴をお願いいたします。

10月16日(金)10:45~ 東京地裁522号法廷

終了後、隣の弁護士会館10階1005号会議室で報告集会を開きます。
















弁護団との質疑応答や、意見交換などを行いますのでぜひご参加ください。