2009年6月13日土曜日

中野駅前 警察大学校跡地の再開発 都市計画決定の違法提訴へ



<東京新聞2009年5月9日>

  東京都中野区のJR中野駅前にある警察大学校跡地の再開発をめぐり、同区と跡地に隣接する杉並区の住人4人が、跡地に計画された防災公園が狭く、避難場所 としての安全性を確保できないなどとして、都に都市計画決定の違法確認などを求める訴えを、6月中に東京地裁に起こす方針を決めた。
 跡地は約13万㎡。2001年に警察大学校が東京都府中市に移転後、中野区などの再開発計画に沿って、国が西半分を早稲田、明治、帝京平成の三大学に売却。残りは東京建物が開発業務を受託した駅前開発特定目的会社(SPC)が取得した。
 都市計画によると、明治、帝京平成の二大学が高さ50~70mのビルを建設。SPCも最大地上22階建てマンションを含むオフィスビルを建設する予定。都市計画は都が6月中にも決定する見込み。

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