2009年10月13日火曜日

10月16日、もう一つの裁判が始まる

ブログ右上の「裁判日程」のご案内、みなさまお気づきでしょうか?

中野・警察大学校等跡地(以下警大跡地)の行政訴訟は、中野区と東京都を相手取り、中野区と杉並区の住民が現在、2つの裁判をしています。

チラシにある通り、中央部に出来る防災公園の面積を4haから1.5haに縮小したことは違法だとして中野区を、警大跡地の開発は周辺環境を悪化させる計画だとして東京都を訴えています。

住民としては裁判を2つ抱えたかったわけではありませんが、誰(どこ)を訴えるのか、何(争点)を訴えるのかが同じでないと裁判所が判断したため、結果として2つの裁判が進行しています。

警大跡地を含む約18haの開発は、住民から見れば同じ地区内の開発であり、避難場所の観点からも、計画による環境への影響からも、防災公園とその他の地区で分けられるものではないように思います。

でも、「トシケイカク」では、防災公園の都市計画決定権者は中野区で、その他の部分は東京都に区別されるなどの理由から、私たちは2つの裁判を闘っています。

みなさま、2つ目の東京都に対する裁判が、10月16日金曜日に始まります。
第1回目の今回は、意見陳述で、長年警大跡地のそばに暮らしてきた住民が、警大跡地がどんなところなのかという場所への思いと、計画がいかにして進められたか、また、計画によって何が失われるのかなどを裁判官に訴えます。

どうか傍聴をお願いいたします。

10月16日(金)10:45~ 東京地裁522号法廷

終了後、隣の弁護士会館10階1005号会議室で報告集会を開きます。
















弁護団との質疑応答や、意見交換などを行いますのでぜひご参加ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿